【Excel関数辞典】TEXTJOIN関数の使い方と構文・複数セルを簡単に結合・空白処理も自在(初心者向け)

TEXTJOIN関数は、指定した区切り文字を使って、複数のセルや文字列を1つに結合できる関数です。空白セルを無視するかどうかも指定でき、使いやすさ抜群です。

 

コピペしてすぐ使える

=TEXTJOIN(

後ろに 区切り文字, 空白を無視するか(TRUE/FALSE), 結合したい範囲や文字列 を指定します。

 

構文と引数の意味

=TEXTJOIN(区切り文字, 空白を無視, 文字列1, [文字列2], ...)

  • 区切り文字:文字列同士の間に挟む文字(例:”, “)
  • 空白を無視:空白セルを無視するか(TRUE or FALSE)
  • 文字列:結合したいセルや文字列

 

使用例

=TEXTJOIN(", ", TRUE, A1:A3)

A1〜A3の値を「, 」で結合。空白セルは無視されます。

=TEXTJOIN(" / ", FALSE, A1, B1, C1)

A1, B1, C1を「 / 」で結合。空白も含めて結合します。

 

よくあるエラーと対策

エラー原因対策
#VALUE!非対応データ型があるセルの中身を確認(配列やエラーセル)
文字が途中で切れる結合結果が32,767文字を超えているデータ量を減らす

 

応用テクニック

  • 住所や氏名のパーツをまとめて表示
  • FILTER関数と組み合わせて動的に文字列を連結
  • IFで条件を付けてTEXTJOINすることで柔軟に出力

 

関連関数

  • CONCAT:文字列の結合(区切り文字なし)
  • TEXT:表示形式の指定
  • IF:条件による結合制御に活用