【Excel関数辞典】SUMIF関数の使い方と構文・条件付き集計の基本(初心者向け)

SUMIF関数は、指定した条件に一致するデータだけを合計する関数です。売上の条件集計や特定カテゴリごとの集計などで多く使われます。

コピペしてすぐ使える

=SUMIF(

上のコードをコピーして、後ろに 範囲, 条件, 合計範囲(省略可) を追加して使います。

構文と引数の意味

=SUMIF(範囲, 条件, [合計範囲])

  • 範囲:条件をチェックするセル範囲(例:A2:A10)
  • 条件:集計の条件(例:”リンゴ” や >=100)
  • 合計範囲(省略可):実際に合計する数値範囲(例:B2:B10)

使用例

=SUMIF(A2:A10, "リンゴ", B2:B10)

A列で「リンゴ」と一致する行のB列の金額を合計します。

よくあるエラーと対策

エラー原因対策
#VALUE!条件に不正な文字列が含まれている条件は正しく文字列で囲むか、数値として扱う
結果が0範囲合計範囲のサイズが違う行数・セル数が一致しているか確認

応用テクニック

  • 数値条件(例:100以上)を使う

=SUMIF(B2:B10, ">=100")

  • 文字列の部分一致にも対応(例:”*リンゴ*”)

=SUMIF(A2:A10, "*リンゴ*", B2:B10)

関連関数


  • SUMIFS:複数条件で合計できる関数

  • COUNTIF:条件付きで件数を数える

  • AVERAGEIF:条件付きで平均を求める