【Excel関数辞典】RIGHT関数の使い方と構文・文字列の末尾から取り出す基本操作(初心者向け) 

RIGHT関数は、文字列の末尾から指定した文字数だけを取り出す関数です。コードの下桁や日付の下部分を抜き出す場面で活用されます。

 

コピペしてすぐ使える

=RIGHT(

後ろに 対象の文字列取り出す文字数 を指定します。

 

構文と引数の意味

=RIGHT(文字列, 文字数)

  • 文字列:対象となる文字列やセル
  • 文字数:末尾から何文字取り出すか

 

使用例

=RIGHT("ABCDE", 2)

→「DE」が返されます

=RIGHT(A1, 4)

→ A1セルの末尾4文字を取得

 

よくあるエラーと対策

エラー原因対策
#VALUE!文字数が負の数や不正な値正の整数を指定
空白が出る元の文字列にスペースが含まれているTRIM関数で除去可能

 

応用テクニック

  • 電話番号の下4桁を取得
  • 年月日から「日」だけ抜き出す
  • 郵便番号の下3桁などを切り出す

 

関連関数

  • LEFT:先頭から取り出す
  • MID:途中から取り出す
  • LEN:文字数を数える