LEFT関数は、文字列の先頭から指定した文字数だけ切り出す関数です。コードや名前の頭部分を取り出したいときなどに使われます。
コピペしてすぐ使える
=LEFT(
後ろに 対象の文字列 と 取り出す文字数 を指定します。
構文と引数の意味
=LEFT(文字列, 文字数)
- 文字列:対象となる文字列やセル
- 文字数:先頭から何文字取り出すか
使用例
=LEFT("ABCDE", 3)
→「ABC」が返されます
=LEFT(A1, 2)
→ A1セルの先頭2文字を取得
よくあるエラーと対策
エラー | 原因 | 対策 |
---|---|---|
#VALUE! | 文字数が負の数など不正 | 正の整数を指定する |
空白が出る | スペースを含んでいる | TRIM関数で除去可能 |
応用テクニック
- 社員番号や郵便番号の一部を抽出
- 姓と名の分割(姓を取りたい)
- 固定長のデータから規則的に抽出
関連関数
- RIGHT:末尾から取り出す
- MID:途中から指定文字数取り出す
- LEN:文字数を調べる