INDEX関数は、指定した行番号・列番号にあるセルの値を取り出す関数です。単体でも使えるけど、MATCH関数と組み合わせることで、強力な検索関数として使えます。
コピペしてすぐ使える
=INDEX(
上のコードをコピーして、後ろに 範囲, 行番号, 列番号 を追加して使います。
構文と引数の意味
=INDEX(範囲, 行番号, [列番号])
- 範囲:検索対象のセル範囲(例:A2:C10)
- 行番号:何行目の値を取り出すか(例:2)
- 列番号(省略可):何列目の値を取り出すか(例:3)
使用例
=INDEX(A2:C10, 2, 3)
範囲A2:C10の中で「2行目・3列目」の値を取得します(つまりC3セルの値)。
よくあるエラーと対策
エラー | 原因 | 対策 |
---|---|---|
#REF! | 行番号または列番号が範囲外 | 範囲のサイズを確認し、番号が範囲内か確認する |
#VALUE! | 行番号や列番号が数値以外 | 数式や関数で取得している場合は正しく計算されているか確認 |
応用テクニック
- MATCH関数と組み合わせて「動的な検索」が可能
=INDEX(B2:B10, MATCH("バナナ", A2:A10, 0))
A列で「バナナ」を探し、同じ行のB列の値を返します。
関連関数
- MATCH:値の位置を返す関数(INDEXと連携)
- XLOOKUP:検索+値の取得を一括で行える最新関数
- CHOOSE:指定した番号に応じて値を返す