COUNTIFS関数は、複数の条件すべてを満たすセルの数を数える関数です。「AND条件」でデータを絞り込みたいときに使います。
コピペしてすぐ使える
=COUNTIFS(
上のコードをコピーして、後ろに 範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2… のように続けて指定します。
構文と引数の意味
=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)
- 範囲:検索対象のセル範囲
- 条件:一致させたい値や条件(例:”合格”, “>=60″)
- 範囲と条件はペアで複数指定できる(最大127組)
使用例
=COUNTIFS(A1:A10, "合格", B1:B10, ">=80")
A列が「合格」かつ B列が80点以上の行の個数をカウントします。
よくあるエラーと対策
エラー | 原因 | 対策 |
---|---|---|
#VALUE! | 範囲ごとのセル数が一致していない | 範囲のセル数を統一する |
0 | 一致するデータがない | 条件やデータ内容を見直す |
応用テクニック
- 日付、数値、文字列など複数条件を柔軟に指定可能
- 範囲は異なる列にしてAND条件として組み合わせられる
=COUNTIFS(C1:C10, ">=2025/01/01", D1:D10, "完了")
日付が2025年以降かつ「完了」となっている行を数えます。
関連関数
- COUNTIF:1つの条件でカウント
- SUMIFS:複数条件で合計
- AVERAGEIFS:複数条件で平均