【Excel関数辞典】COUNTIF関数の使い方と構文・条件付きカウントの基本・文字列条件の活用(初心者向け)

COUNTIF関数は、指定した条件に一致するセルの個数を数える関数です。特定の値を含む件数を集計したいときに便利です。

コピペしてすぐ使える

=COUNTIF(

上のコードをコピーして、後ろに 範囲, 条件 を追加して使います。

構文と引数の意味

=COUNTIF(範囲, 条件)

  • 範囲:条件を適用するセルの範囲(例:A1:A100)
  • 条件:カウントしたい条件(例:”>=60″ や “合格”)

使用例

=COUNTIF(A1:A10, ">=60")

A1〜A10の中で60以上の値の個数を数えます。

よくあるエラーと対策

エラー原因対策
#VALUE!数式内の構文ミス条件の形式に誤りがないか確認
結果が0条件に一致する値がない範囲条件の指定を見直す

応用テクニック

  • 文字列の部分一致に使う(例:”*合格*”)

=COUNTIF(B1:B50, "*合格*")

B列に「合格」という文字を含むセルの件数を数えます。

関連関数


  • SUMIF:条件に合う値の合計を出す

  • COUNTIFS:複数条件で件数を数える

  • IF:条件に応じて処理を分岐する