MATCH関数は、指定した値がセル範囲の中で何番目にあるかを返す関数です。検索結果の「位置（インデックス）」を取得するため、INDEX関数と組み合わせて使われることが多いです。
コピペしてすぐ使える
=MATCH(上のコードをコピーして、後ろに 検索値, 検索範囲, 一致の種類 を追加して使います。
構文と引数の意味
=MATCH(検索値, 検索範囲, [一致の種類])- 検索値：探したい値（例：”りんご”）
- 検索範囲：検索するセルの列または行（例：A2:A10）
- 一致の種類（省略可）：完全一致なら 0 を指定（推奨）
使用例
=MATCH("りんご", A2:A10, 0)A2:A10の中から「りんご」を探して、その位置（何番目か）を返します。
よくあるエラーと対策
| エラー | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| #N/A | 検索値が見つからない | 一致の種類を 0 にして完全一致にする |
| #VALUE! | 検索範囲が複数列・複数行になっている | 1列または1行だけの範囲にする |
応用テクニック
- INDEX関数と組み合わせることで「柔軟な検索」が可能
=INDEX(B2:B10, MATCH("りんご", A2:A10, 0))A列で「りんご」を検索し、同じ行のB列の値を返す複合検索ができます。
関連関数
- INDEX：位置に対応した値を返す関数
- XLOOKUP：柔軟な検索ができる新しい関数
- VLOOKUP：古くから使われてきた検索関数